2007/07/22

Sum 41 - "Underclass Hero"

レビューという名の「Sum 41解散のススメ」

まぁ、これの他にレビューを書くべきものはたくさんあると思いますが、
なにせこれが一番インパクトがあった(悪い意味で)ので・・・

このレビューは
評価にしろ、他のバンドの件にしろ、ちょっと偏った意見が含まれますので、
「こういう考え方もあるのか」、ぐらいで捕らえていただければ。

彼らの音の今までの変化やメンバーチェンジなどの話は一切無視して。
(そんなものはどうでもいいのです。)

とにかく、今作は

「詰んだ 状態」

にあるSum 41の現状がそのまんま現れたアルバムとなっております。
楽曲に幅を持たせようとしたのか、
結構アルバムの中ではいろんなことを試みています。
緩急があったり、それに、ピアノが入ってたりするのは驚きました。

が、残念ながら全て同じに聞こえる。
実際に似たようなフレーズのオンパレードではあるのですが、
そうでなくでも。

何故か?
ボーカルの声質が少し特殊である故であると思います。

現在のSum 41と同様の状態に落ちいていた(ように僕は思う)のが
無期限活動停止の後正式に解散したRufioであります。

正直彼らの"The Comfort of Home"は、
クオリティだけを見れば、間違いなく彼らのベストです。
が、僕はほとんど聴きませんでした。
新鮮味が全くなかったからです。
また、当時の他のバンドに対しクオリティの面でかなり
劣っていた(ように思われた)からです。

優位であるはずのユニークなボーカルの声質が
逆にバンド全体の音の幅・可能性・ポテンシャルを制限し・押さえつけて
バンドがにっちもさっちも動けなくなっている状態にある

ように思われました。
これが上で書いた「詰んだ 状態」の意味することです。

案の定Rufioは解散しました。
それは残念ではありましたが、僕にとって驚きではありませんでした。

後はBest Interestのボーカルさんの例とかもそうですね。
(かなりマイナーなバンドで、うまく伝えられる自身がないので詳細は省略します。)

今作"Underclass Hero"の結論としては
ボーカルの声質に縛りつけられたバンドが、
幅を持たせようと努力はしたが、努力実らず砕け散った、
その破片であります。
正直、脱退したメンバーが残っていようといまいと、
メタルよりだろうと、パンクよりだろうと
似たような結果になっただろうな、と思います。

このアルバムに大切なお金と大切な時間を割くのは無駄です。
そしてバンドに対しても同じことが言えます。

パンクの流れを持つバンドがビルボードの上位をにぎわす今の時代、
彼らのデビュー時とは違い、
彼らの代わりや、彼らを追い抜いていったバンドは沢山いるのです。

行き詰った現状を打破するには、
解散して、メンバーそれぞれ新しい音楽を作っていけばよいのでは?
Rufioのように。

評価          解散しましょう
おススメ度  他のものを聴きましょう


2006/02/13

Yellowcard - "Lights and Sounds"

ジャケット写真

2006/01/24 発売

僕の愛すべき Absolute Punk.net にて
ボコボコに叩かれ続けている Yellowcard のメジャー通算二枚目となるアルバム。
日本のサイトみてても低い評価の人は少なくないようですね。

Absolute Punk.net
内では
・ボーカルに感情がない。
・歌詞に対して明らかにハードワークが必要だ。
・単に、何度も聞いてられない。
・ベン(ギター)を戻せ。
という指摘が多く見られました。
この指摘は僕も最もな話だと思います。
特にボーカルの迫力不足は、ある意味驚きでした。
ただ、誤解を恐れずに言ってしまえば
Yellowcard に過度の期待をしている人ほど
低い評価にしている雰囲気がなきにしもあらずだと思います。

少し話を脱線して昔の話をしますが、
僕が始めてYCの音を聞いたときって
結構拍子抜けしたんですよね。
バイオリンに。
それ以前にラジオでバイオリンやチェロを
歪ませてそれらを使ってロックをやってるバンド(名前は覚えてないです。)
を聞いたことがあったので、
その類のものだと思ってたんですが・・・

実際僕にとってはこの Yellowcard ってバンドは「良質のポップパンクバンド」
であって、それ以上でも以下でもなく・・・
バイオリンについては、(ライブでの宙返りは置いといて)
よく言えば、楽曲のサポート
悪く言えば、音の薄さのごまかし (以前の音源について)
以上でも以下でもない・・・

こういう考えの僕のような人間からすると
今作はギター、ベース、ドラムといった
バンドを構成する基本的な楽器に大きな努力のあとが見られるので
素直に「成長したな」と感じさせられるアルバムに思えます。

メロディもキャッチーで聞きやすく、音も厚みがあるので、
洋楽をあまり聴かない人を含め、人に勧めやすいアルバム。
欠点は、ボーカルの迫力不足と
バイオリニストの存在を無にしかねない
ストリングスの多用。

ギターが抜けたのはいい機会なので
次作はバイオリンを歪ませて欲しいな~。

評価          3.8 / 5
おススメ度  4.0 / 5

公式サイト

01.Three Flights Up
02.Lights and Sounds
03.Down on My Head
04.Sure Thing Falling
05.City of Devils
06.Rough Landing, Holly
07.Two Weeks from Twenty
08.Wating Game
09.Martin Sheen or JFK
10.Space Travel
11.Grey
12.Words, Hands, Hearts
13.How I Go
14.Holly Wood Died


2006/02/12

Pistolita - "Oliver Under The Moon"

ジャケット写真

2006/02/07 発売

Pistolita
という Indie バンドのデビューアルバム。
新しいレーベル Montalban Hotel の第一弾リリースにもなっているようです。
音は、Taking Back Sunday (初期)と Socraticを足して
ネジを一本外したような感じ、
つまり、基本的には、
力弱いメインボーカルとしゃがれ気味のバックボーカルの掛け合い
そしてその裏では一風変わったピアノが展開される
と、いうようなものなのです。
メロディにはどこか懐かしさを感じさせるキャッチーさがあります。
(アマゾンには Elton John と Ben Folds のようなメロディとあります。)
演奏については
個々を見ればそこまででもない感じがしますが、
全体として、メロディに追従するようなコード進行
(といえばよいのか自信がありません)
が多く、「変わってるな」という印象が強いです。

バックボーカルがアツい感じなのがやはり長所になっていて
それが「エモさ」を作り出しているように思います。

今作はまだまだな感じがありますが、
このバンドは非常に面白い要素を持っているので
今後に大きな期待ができると思います。
ただ、万人に受け入れられる音ではないしょうね。

評価          3.1 / 5
おススメ度  2.0 / 5

公式サイト
Purevolume

01.Cupid
02.Voicebox
03.Big Shot
04.Age
05.Fadawhite
06.Paper Cuts
07.China Dolls
08.Kill Joy
09.Oliver Under The Moon
10.Metronome
11.Pity Refrain
12.Panic


Class of 98 - "Touch This And Die"

ジャケット写真

2006/01/24 発売

最近 Good リリースばかりが続く The Militia Group から
The Class of 98 のデビューアルバム。
視聴にてエモい感じを持つパワーポップかな~と思って買ってみたんですが、
実際アルバムを聞いてみると、エモい感触を持つパワーポップではありますが
Backstreet Boys あたりのポップグループ的な音を
バンド編成にして Punk、Emo 方面に持ってきた、という雰囲気が強いです。
サビがとにかく Backstreet Boys のようにわかり易くで爽やかなのが特徴ですね。
バラード調の曲で特にその傾向が見られます。

内容としては可も無く不可もなく。
よい曲もあれば、普通の曲もあり。
ちょっと飽きるのは早いかもしれませんね。

評価          3.4 / 5
おススメ度  3.6 / 5

公式サイト
Purevolume

01.Everywhere You Go
02.Bass Guitar
03.Hannah You're Beautiful
04.Hundreds And Thousands Of Stars
05.Christy's Wedding
06.The Only One
07.What I'm Dying To Say
08.Anthem For Us
09.If You Don't Believe
10.Pretend I'm Okay
11.New Years Resolution
12.Highway H